出身も働き方も異なる様々な人材が融合し、新電元工業という会社が成り立っています。技術と技術、人と人の融合が生み出す力を紹介します。
【半導体プロセス開発設計】
半導体の前工程(チップ)を担当し、シリコンウェーハの選定から拡散構造・製造プロセスを設計します。温度・ガス・薬品などの使用条件、電極形成など幅広い知識が必要となり、無機・有機材料、化学薬品を扱う機会が多い為、物性や化学反応の知識などを活用します。SiCやGaNなど化合物半導体の新材料の先行研究・開発なども行っています。また、ICなどの集積回路製品においては、チップ内部の回路設計を行うため、電気・電子の知識も必要です。
【半導体パッケージング開発設計】
半導体の後工程を担当し、前工程で設計されたチップをリードフレーム上に実装、配線を行い保護用の樹脂で封止し、製品の耐久性・電気的特性・放熱性を決定づけるパッケージを設計します。パッケージは金属と樹脂の材料を扱い、その組合せと構造上の放熱性設計や応力設計がキーポイントとなるため、金属・有機材料知識や熱力学・材料力学・化学などの幅広い知識とシミュレーション技術が重要です。
【半導体(IC)設計】
ICとは、トランジスタ・ダイオード・抵抗・コンデンサなどを一つのチップ上に作りこみ、回路を形成したものです。新電元はパワー半導体と回路技術を融合したアナログ系パワーICを中心に扱っています。IC設計はそういったICの仕様の検討や回路設計から、レイアウト設計、評価業務や社外向けの仕様書作成など、多岐にわたる業務を行います。
【半導体量産技術開発】
生産ラインの増築・維持・改善、品質改善・原価低減等の推進や技術支援ならびにIC製品に関わる製品開発の技術支援が量産技術部の主な業務です。具体的にはデバイスの電気的特性を測定するテスト開発や社内評価用の測定準備、生産ラインのテスト環境構築、生産移管後の安定支援を行っています。IC製品の検査用テスト(コーディングやデバッグなど)開発だけでなく、テスト用の治工具製作などを行うため、製品の動作の知見を高め、業務を遂行します。また、生産移管時の効率的な生産ライン構築や有事の際の生産体制を整えるなど、顧客に安定して製品を供給する為の支援も行います。
【回路開発設計】
高効率、小型化を目指し、回路方式の検討から部品選定・部品開発まで行い、放熱、耐ノイズ、寿命などを考慮した設計を行うので、電気・電子回路、電磁気学など幅広い知識が必要です。どの職種においても他の職種との連携は不可欠ですが、特に回路設計者が製品設計を進める上では中心的な位置づけとなります。
【実装・構造設計(電装製品/EV充電器)】
回路設計が作成した回路図に基づき、部品の実装(レイアウト)や構造設計(組立)を行います。放熱性、防水性、耐振性、耐久性などを満足した製品設計を行うので、各種力学、金属・樹脂材料、CADの使い方などの知識を活用します。近年は最終製品に近い製品もあり、デザイン性も重要となっています。
【ソフトウェア設計】
顧客要求を聞き取り、製品仕様を確立し、ソフトウェアの部分は、機能設計書等で更に詳細設計を進めます。最終的にはC言語等を使用してマイコンのプログラムを作成します。製品への組込み用途では電気回路の知識も必要です。その為、顧客製品理解・回路知識理解・プログラミング理解の三つの要素が問われますが、最も重要な点はチームメンバーの要求を聞き取り、顧客最適仕様に繋げる事です。
【生産技術】
国内・海外のグループ会社でものづくりをする上で必要な工程を自動化する装置を設計(自動検査装置等)し、最適な生産ラインを構築する職種です。電気・電子回路、機械、ソフト(制御)など幅広い知識が必要となりますが、新電元工業の設計で唯一動く物を設計・制御するので、ロボット的なものづくりが面白いと感じる方に向いている職種です。
【情報システム】
情報システム部門は企業活動を促進する役割を担いビジネスの変化やITの著しい進化に順応したIT環境の構築や更改を担当します。また、AIやRPA等の新たな技術を活用して業務変革を加速させ、企業経営に貢献します。加えて、昨今注目度の高いサイバーセキュリティ対策の強化も主体的に推進します。
【営業(パワーユニット・パワーシステム系/パワーデバイス系)】
主にパワーユニット・パワーシステム製品またはパワー半導体製品の営業を担当します。特定の市場の顧客の要望・困りごとを聞きつけ、最適の製品を作り上げ、提案することが重要です。一人一人の顧客との深い信頼関係の構築と社内の設計者との橋渡しをする調整力といった、人として信頼される人間力が必要になります。
【生産管理/管理】
生産管理部門はお客様に製品を届ける過程において、最適な生産工程を管理する職種です。お客様と設計、営業、資材、生産工場との間に立ち、最適な生産スケジュールを構築し、製品の生産から出荷をコントロールします。管理部門は各事業部の原価や設備投資・棚卸・経費等の予算管理等を行っております。
【資材】
魅力ある製品を創り上げるため、多くの部材の中から品質(quality)、価格(cost)、納期(delivery)、サービス(service)のQCDSを主眼に部材を調達します。設計・開発段階で、設計者と共同してQCDSに優れた部材を資材から提案し、選定することがより良い製品を設計するキーポイントとなっています。
【経理】
「数字・資金」の面から、会社経営に必要な情報を収集・分析し、経営戦略の羅針盤として原価計算、財務、会計、売掛金管理等の役割を担っています。本体のみならず、関係会社の経理情報の収集、経理上の支援なども担当します。
【総務】
株主総会の運営、決算書類の作成及び官公庁への提出、職場の設備管理等を行っています。職場環境の改善、福利厚生の充実に努め、従業員とその家族を全力でサポートしています。
【人事】
採用や育成、人事考課、異動、賃金、賞与、退職金などの会社運営に不可欠な業務に加え、新制度を作り、既存の仕組みを見直すなど、社員が力を発揮できるように努めています。